ヘアカラーのモデル

どんなしくみで染まるの

カップに入ったカラーを混ぜているのを見かけます。中身はなんですか?

アルカリタイプのヘアカラーは、薬剤が1剤・2剤に分かれていて、その2つをカップでよく混ぜることから始まります。1剤には酸化染料・アルカリ剤・界面活性剤が含まれ、2剤には過酸化水素が含まれています。

これらの薬剤が化学反応を起こすことで髪は染まります。

ではどんなプロセスで髪が染まるのでしょうか?

1剤と2剤が混ざることで、まずカラーの「発色」が始まります。次に酸化染料が髪の中に「浸透」、同時に髪が「ブリーチ”メラニン色素の分解・脱色”」されて、髪が明るくなり色味が変わっていきます。3つの働きが髪の中で同時に起こって髪は染まるんですね。

質問者の写真

複雑に髪の中でおきてるんだ

解答者の写真

化学だね!すごいー

質問者の写真

順番に反応するんだって

解答者の写真

だから早く塗っているんだね

1剤と2剤を混ぜるとすぐに発色が始まります。混ぜる時間、髪に塗る時間もあわせて、早い施術が大切。ヘアカラーは時間との勝負ともいえますね。