今回のカラーリングはとてもお気に入りの色。長くキープするにはどうしたらいい？

好きな色を長くキープしたい気持ちは、みんな共通。でも、赤や紫はもちがよく、青や緑は色がとれやすい、という違いがあるんです。これは1剤・2剤が反応し、染料がつながる速さに違いがあるってことです。

青・緑系はすぐに大きくなり、反対に赤・紫系はゆっくり大きくなっていき発色します。すぐに染料がつながって早く大きくなってしまうと、髪の外部のあたりを中心に染まり外に出て行きやすい場所にいるんですよ。

色によって違うんだ

大きくなるって意味わからない

反対にゆっくりつながっていくと、小さいまま髪の内部まで浸透し中で大きくなるので、外に出にくくなり色持ちが良くなるというわけです。

早く色が大きくなるから外側で発色して

遅いと色が髪の中心で発色するってことね

それでも青や緑の寒色系が大好き、という方。色もちをよくするために、弱酸性pHコントロールのあるシャンプーが効果的！また、染料が苦手なパーマ剤、紫外線や熱にま注意しましょう。たとえばアイロン。

使うなら130°ｃくらいまで下げないとダメ。色の種類だけでなく、ダメージにも影響されます。ダメージを受けるほど染料も抜けやすいんですよ。いつもよりケアを意識してね。

流行りの寒色系のグレージュは、褪色しやすい

色持ち良くするには弱酸性が良いのね

紫外線・熱は酸化で抜けやすくなるから注意

髪に熱は良くないってことだ

お気に入りのカラーのもちを良くするために、アミノ酸系のシャンプーと髪を乾かす時に表面に熱あて過ぎないようにするのがポイントですね。