毛染めの種類を比較する酸化染料

髪を染める薬剤にも大きく分けて2橦類あります。

また種類によって染まり方も違ってきますので、どのタイプの毛染めが自分に合っているのか?2種類を比較してみたいと思います。

半永久染毛料には、酸化染毛剤と酸性染毛料があります。

☆酸化染毛剤とは☆

毛染めの種類を比較する

永久染毛剤の分類のひとつで、酸化染料を用いて髪を染めます。一般的にヘアカラーと呼ばれるものがこれに該当し、幅広いカラーバリエーションと色持ちの良さが特長です。2剤式の白髪染めも、酸化染毛剤です。

☆酸性染毛料とは☆

半永久染毛料の分類のひとつで、一般にヘアマニキュアと呼ばれています。キューティクルおよび表面近くのコルテックスを染めるものです。

ヘナも酸性染毛料に入りますが、 ヘナは髪をオレンジ~淡褐色に染めます。ヘナの色素だけでは白髪を黒く染めることはできないため、「ヘナで染まる」と謳った白髪染めのなかには酸化染料が配合されたものもあるので注意が必要です。

酸化染毛剤と酸性染毛料見分け方

  • 酸化染料
  • 酸化染料の場合は、1液、2液があり2つを混ぜて使用します。
  • 商品によっては(ムースタイプ)容器内で混ざって出てくるタイプの物もあります。
  • 酸性染料
  • 商品単品で使用しますが、ヘナのようなパウダー状になって入る場合は水溶きでペースト状する必要があります。
アルカリ性酸化染毛剤含む酸化染料を使うメリットとデメリット

毛染めの種類を比較する

メリット
酸化染料は、メラニン色素を分解し髪の色を明るくしたり又白髪もしっかりとキレイに染めることができるのが、大きなメリットです。

デメリット
酸性染毛料とアルカリ性酸化染毛剤髪を酸化また活性酸素を発生させメラニン色素を分解することで、髪や頭皮に大きな負担がかかる。

毛染めの種類を比較する

酸性染料を使うメリットとデメリット

毛染めの種類を比較する

メリット
髪に負担をかけずに使用でき回数の繰り返しも安心して染めることができる。

デメリット
髪を明るく染めることができない。
白髪と地毛の色と同色にできない。
髪の表面を染めるので、カラーチェンジができない。

比較項目 酸化染料剤 酸性染料剤
ダメージ 有り 無し
明るく染めれる できる できない
白髪染め しっかり染まる 染まりにくい
カラーチェンジ できる できない
アレルギー できない できる(一部除く)
染まり方の違い 髪の内面発色 髪の表面発色
色持ち 2〜3ヶ月当たり 3週間当たり